臨床心理士の活躍の場 犯罪被害者等支援

犯罪の種類や、故意であるか過失による被害か、また起訴・不起訴などの区別はせずに、被害者が受けた精神的なダメージをケア・サポートすることも臨床心理士の仕事となります。

犯罪被害者は、外傷後ストレス傷害(PTSD)に陥ることがあります。
このPTSDは、何度も外傷的出来事を繰り返し思い出してしまう、意識や行動を麻痺させて思い出すことを回避する、この2つの症状が同時に現れるのが特徴です。

事件の時に体験した感覚がよみがえることをフラッシュバックといいます。
再体験(フラッシュバック)は突如おこることもあり、思い出したくないのに思い出してしまう、被害者がそれをコントロールすることができません。
そのような症状が頻繁に起こると、人間はそれを回避するために、できるだけ意識を麻痺させようとしたり緊張した状態となります。

臨床心理士は、このような精神的緊張を解き、犯罪被害者のこころのケアを行いますが、PTSDの治療には薬を用いることが有効なときもあり、精神科医とも連携し、こころのケア・サポートにあたっています。
臨床心理士は医師免許を持っていませんので、臨床心理士の判断で薬を処方することはできません(医師が臨床心理士の認定を受けている場合は除きます)。

犯罪が起きない日はなく、被害者は日々増えています。
臨床心理士が、こころの専門家として犯罪被害者をサポートする場面は今後も増えていくでしょう。

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