臨床心理士の収入

厳しい基準が設定された受験資格を満たし、臨床心理士試験に合格し、晴れて臨床心理士と認められた後、どのような職場で仕事を行い、どれほどの収入を手にすることができるのでしょうか?
仕事の内容も重要ですが、どれほどの収入が得られるかも気になるところです。

大学院課程修了という高い学力が要求される資格ですので、それに見合った高い給与が得られるとイメージしてしまいますが、現実的にはそれほど単純な話ではないようです。

収入に関しては、地域差や勤務形態(常勤・非常勤)や職場の状況により変化し、全国一律ではありませんが、日本臨床心理士会が行った意識調査によると、年収が400万円以下と答えた方が全体の50パーセント以上を占めています。
臨床心理士の平均年収が430万円ほど、という調査結果もありますので、高額な年収が得られる仕事ではなさそうです。

なぜこのような水準の収入になってしまうのか?
今のような民間の資格ではなく、国家資格になればさらに資格の重みが増し、給与増につながるのではないか?という意見もありますが、非常勤での勤務形態が多いことも原因であると考えられます。
非常勤勤務の場合、時給が1000円から2000円ほどにしかならない、ボーナスが支給されない、昇給がない、福利厚生が充実していないなどの問題点があり、結果として低い年収のまま留まってしまうことになります。
また、非常勤の仕事では非常に不安定で、長期的に安定した仕事や収入を得ることは難しいようです。

それなりの給与を得ようとすれば、病院などの医療機関で常勤、ボーナスや昇給があり、住宅手当や通勤手当など各種手当てがつけば、生活できるだけの給与が得られるようですが、常勤の仕事が得られる方はごく一部です。
高い給与を得たい方には、向かない仕事かもしれません。

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