認知行動療法

相談依頼者の中には、強い不安感や恐怖感を持っている方がいます。
そのような方々の中には、パニック障害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)、社会不安障害、ストレス関連の障害などの症状が現れ、苦しんでいる場合もあります。
それらの症状を放置しておくと、不登校や引きこもりなどの原因にもなってしまいます。
そのような心理的問題を抱える状況を改善するために、認知行動療法は効果があると言われています。

例えば、人前に立って話をしようとすると、急に脈が速くなり、緊張して上手く話せない、という症状に悩んでいるとします。
この場合、相談者は、急に脈が速くなる、緊張して上手く話せないという症状に苦しんでいることになります。
この時、緊張する理由が、人前で上手に話さなければならない、という偏った考えである場合もありますし、完璧にこなせなければいけない、失敗は許されないという「全か無か思考」に囚われている場合もあります。
症状を引き起こす思考のパターンを解明し、偏った思考を正していく療法が認知行動療法です。

実際に行う治療法は、まず相談依頼者が解決していきたい問題や症状をはっきりさせます。
ノートなどに現状を冷静に書いていくことで、心の中を整理することができます。

そして、そのような症状がでた時の日時や細かい状況を書き出し、その時の自分自身の気持ち(感情)や行動を振り返ります。

・自分自身の考え方が感情や行動にどのような影響を与えているか?
・自分自身の考え方が適切であるかどうか?
・同じ場面で他の考え方はできないかどうか?

など、常日頃から一つだけの考え方ではなく、他の考え方ができるように練習していく、という段階を経て、偏った思考を徐々に正していきます。

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