精神分析療法

精神分析療法とは、20世紀初頭、心理学者フロイトによって創始されたもので、古典的精神分析法と言われています。
フロイトは、多くのこころの問題は、相談依頼者の過去、特に幼少期に原因があると提唱しています。
家族間の関係では、特に母親との関係を重要視しており、幼少期に受けた心的外傷(トラウマ)がこころの傷となり、その後の人生に影響を与えてしまう、心理的問題を引き起こす原因になっているという考え方がベースとなっています。

精神分析療法では、相談依頼者が受けたこころの傷がどのようなものであるのか、それを解明するために、自由連想法という技法を使います。

これは相談依頼者が自由に連想したことを次々に話していき、臨床心理士はその話の内容を聞き、分析することで過去に起きた心的外傷を探っていきます。
この手法も自由に連想させるだけではなく「今ここで起きている現実的な内容」から始めて、必要に応じて過去の出来事に話を進めるという方法もとられます。

過去に遡り、依頼者の心的外傷を発見することが出来た場合は、心的外傷に対するケアやサポートを行うことができます。

精神分析療法では、無意識下にある心的外傷が原因で引き起こされる精神疾患や心的外傷後ストレス障害(PTSD)、強迫性障害などの治療に効果があると言われています。
問題行動の裏には、何らかの原因が潜んでいます。
その原因を過去の経験に遡って究明し、無意識の世界から意識できる世界に引き戻し、その葛藤から開放されれば依頼者を悩ませる症状が消えるのだ、とする精神分析療法は、古典的であるが故に多くの症状に対しての実績を持っています。

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