臨床心理士の仕事 地域援助

臨床心理士が精神的ケアを与えるのは個人だけではなく、その個人をとりまく家庭や職場、学校、地域社会なども含まれます。
相談依頼者の了承を得た上で、依頼者を取り巻く環境に対して働きかけを行うことが地域援助と呼ばれます。

相談依頼者と1対1で部屋の中でカウンセリングを行う活動とは違い、依頼者を取り巻く環境の中(職場や家庭など)での活動になります。
例えば、依頼者が未婚で両親と同居している場合には、依頼者の心の問題が両親に起因していると判断される場合、同居している両親に対して働きかけを行います。
相談依頼者が学生の場合は、教師やクラスメートへの働きかけを行うなど、ケースバイケースとなります。
近年問題となっている引きこもりの問題も、本人だけでなく本人を取り巻く環境(家族や地域環境)への働きかけを行います。

また、地域での活動という観点で見た場合、大規模な災害などが起きた場合に被災地に赴き、被災者のこころのケアやサポートにあたることも臨床心理士が担います。
被災地には臨床心理士だけではなく、精神科医や保健士などがチームを作り、被災地でのケアにあたります。
被災者だけではなく、災害救助を行う側のストレスなどをケアすることも必要になります。

災害の被害者や避難者はPTSD(外傷後ストレス障害)の症状が起きる可能性があり、精神的なものだけでなく身体的な疲労が蓄積しているため、他の専門スタッフとの連携を図りながら丁寧なケアやサポートが必要となります。

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